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ビジネス用語辞典
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クーリング・オフ制度/System of cooling-off

訪問販売、割賦販売、保険の契約、先物取引などにおいて購入者の購入意思が未だ定まらない状況下で行われた商品・サービス購入契約においては、一定期間以内ならば、無条件で契約の撤回が認められる制度のこと。 契約者に、もう一度冷静になって考え直す(クーリング・オフ)機会を与えることを趣旨としている。宅地建物取引業法でも、宅地建物取引業者の事務所またはそれに準ずる場所以外の場所でなされた宅地建物の買受けの申込みまたは売買契約については、一定期間内であれば無条件に申込みの撤回や契約の解除ができる。


クイックトロン/Quicktron

サイクロンの原理を応用し、液体中の気泡を瞬時かつ連続的に除去する液体中気泡除去装置のこと。液体中の気泡を取り去ることにより、気泡に起因する様々な問題(例えば液体の酸化・劣化、計量誤差、騒音・振動の発生など)を防止する効果がある。


クオータ制/Quota system

入学者、企業採用者、国会議員などの人員構成に、男女、人種などで偏りの出ないよう、一定の比率を定める割当制度のこと。わが国の女性国会議員の比率は、海外先進諸国のそれに比べて低いことから、この割当制度が注目されるようになった経緯がある。国の審議会の女性委員比率を2000年までに20%にするという達成目標は設定されているが、厳密にはクオータ制とは言えない。


グリーン・コンシューマー/Green consumer

企業に対し、地球環境へ配慮を求め、自らも環境にやさしい商品を選んで購入する消費者、環境を損なう商品やその製造企業をボイコットする消費者などのこと。

環境ブランド


グリーン調達/Green procurement

行政や企業が環境負担の少ない製品、部品、原材料、サービスを優先的に調達すること。国、自治体、民間企業、消費者団体、学識経験者などの協力で結成された「グリーン購入ネットワーク」があり、製品の環境への影響度をチェックできる情報を提供している。

環境ブランド


グリッド・コンピューティング/grid computing

何百台、何千台のコンピューターをネットワークでつなぎ、特定の情報処理を分散させて処理する計算システムの概念。通常大規模な情報処理を行う場合、サーバーと呼ばれるコンピューター上で集中的に行われている。コンピューター・ネットワークが発達し、数多くのコンピューターが相互に接続されている今日、稼動していない比較的低スペックのコンピューター資源を有効に活用し、大規模なサーバー並みの情報処理能力を実現させようという考え方が広まってきている。


クリティカル・パス/Critical path

オペレーション・リサーチの一つであるPERT(=Program Evaluation and Review Technique)において、プロジェクトの始点から終点までのすべての経路の中で最も時間のかかる工程を結んで得る経路のこと。これを律速経路と考え、短縮化見当の対象にする。クリティカル・パスの考えは、アメリカの医療界で普及しているといわれるが、その社会的背景には、1983年のDRG/PPS(注)の導入がある。すなわち診療報酬が出来高払いから定額支払いへと移行するに伴い、漫然とした在院日数の長期化は、明らかな病院の損失になることから、患者を的確にグループ化し、早期に退院させることが病院にとって、明確なインセンティブになった。日本でも、在院日数短縮の手段として、病院経営者の注目を集めつつある。元来、工場用語であることから、工場と患者を同一視することを避けるため、医療の世界では最近、クリニカル・パス(Clinical path)と言い換えている。2001.06.01

(注) 診断名に診療行為などを加えた共通の条件(グループ)が診断群分類(DRG)。診断群分類(DRG)を医療費の支払い方法に応用した代表例が、疾患群ごとの包括支払い方法(Prospective Payment System)であり、DRGs/PPS。



クリティカル・マス/Critical mass

商品の供給量がある一定水準を超えると、一部の社会的現象や一過性の流行としてではなく、急速に市場での普及が拡大するようになるが、このレベルのことを言う。「市場浸透のための臨界数量」とでも訳せるだろうか。このレベルを超えない限り、社会全体に普及させることは困難になる。


繰延税金資産

自己資本は、現状では「自己資本」、「公的資金」、そして「繰延税金資産」の三つから成り立つが、その中の「繰延税金資産」は、既に支払った不良債権処理に伴う有税償却費用の内、将来変換が見込まれる税金部分のこと(税金の前払い分)を指す。 将来利益が出ることを前提としているので、これを資産として計上することは、実質的に赤字が続く銀行では意味がなくなる。 しかし繰延税金資産の計上を制限すると、多くの主要行の自己資本比率が国際基準の8%を下回ってしまうことになる。


クルーソー/Crusoe

Transmetaという米国カリフォルニア州のベンチャー企業によって開発された低消費電力の新型MPU(超小型演算処理装置)のこと。「丸1日使用可能なバッテリー」により、モバイルユーザーは企業の基幹システムがあたかも手元にあるかのようにして利用できるようになると言われる。これはIntel社の新しいPentium 3と真っ向から拮抗する商品であり、Linuxと連携することで、Wintel体制を揺るがすことになるのかどうかが注目されている。


クレジット・クランチ/Credit crunch

金融が極端に逼迫することで、金融機関が貸し渋りのスタンスを強めて金融が萎縮、企業が割高の金利支払いを覚悟してもなお資金借り入れができなくなるような状況がクレジット・クランチに相当する。日本でのクレジット・クランチ発生は、不良債権問題、国際決済銀行(BIS)の自己資本比率規制達成を求めた早期是正措置の導入などが誘因になった。


クローン/Clone

遺伝子組込技術により、増殖させた遺伝的に同一の生物のこと。ギリシャ語の「小枝」が語源。英国ロスリン研究所でクローン羊の「ドリー」が誕生(1997年)して以来、ヒトクローンを誕生させることも、技術的には可能となって来ているが、倫理的に許されることではなく、わが国も日本産科婦人科学会が禁じている。
クローン作製法には、複数回分裂した受精卵の細胞から核を抜き、それを他の未受精卵の核と置換して複数の親に産ませる方法と、成体の細胞から核だけを採取して、それを未受精卵の核と置換して産ませる方法とがある。前者の方法によって、日本でもクローン和牛を作っている。


クロス・ライセンス/Cross License

それぞれの側にメリットのある特許を取り上げ、両方を交換使用できるようにすること(クロスする特許間のバランスに問題ある場合は、差分を金銭で調整したりすることもある)。技術上の障壁を取り除き、少ない投資負担でスピーディに製品開発を進めるのに用いられる手法。
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